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【日本ハム】柳川大晟、先発希望も「中継ぎになりました」唇かみ気持ち整理「抑え目指す」


北海道日本ハムファイターズの柳川大晟投手が今季も中継ぎ投手として起用されることが明らかになりました。21歳の柳川は先発を希望していましたが、チームの要請により救援陣としてプレーすることに決定。昨季に一時守護神も務めた柳川の加入は、リーグ制覇を目指すチームにとって大きな戦力補強となります。首脳陣は、先発候補者が豊富であることからこの判断を下しました。柳川自身は悔しさを見せつつも、「今季はリリーフで成功を収め、抑えとして結果を出したい」と意気込みを新たにしています。ベテラン投手や救援投手の仲間からの励ましも受け、5月に支配下昇格を果たした昨年の経験を活用し、今季もチームへの貢献を目指します。

ブルペン投球する日本ハム柳川(撮影・足立雅史)

安定感ある日本ハムの救援陣がさらに分厚くなる。先発に挑戦していた柳川大晟投手(21)が、今季も開幕は中継ぎで起用されることが21日、明らかになった。本人の先発希望はかなわなかったが、昨季一時守護神も務めた最速157キロ右腕の救援入りは、9年ぶりリーグ制覇、日本一を目指すチームにとって大きな戦力となる。

   ◇   ◇   ◇

ブルペンで37球を投げ込んだ柳川が、少し悔しそうに言った。「先発だったんですけど、中継ぎになりました」。本人の希望で今季は先発としてスタートしたものの、16日の楽天戦で2回無失点と好投した翌日、首脳陣から救援起用の方針を伝えられたという。「先発候補が多かったので、(リリーフも)『あるかな』とは思っていたんですけど、ちょっと早いなと…」と唇をかんだ。

まだオープン戦も始まっていない段階だけに、柳川には悔しさも残るが、チームにとっては悲願のリーグ制覇へ有効な一手となる。伊藤、山崎、加藤貴の3本柱に加え、開幕投手の金村や北山ら先発ローテは強固。さらに最優秀中継ぎ投手の河野、ベテラン宮西に、杉浦、斎藤、田中ら救援陣もそろっており、昨季は一時抑えも務めた柳川の加入で、夏場以降の戦いにも余裕が生まれそうだ。加藤投手コーチは「将来的に先発はアリ。今はチームが求めるポジションで頑張ってほしい」と話し、柳川も「言われたところでしっかりやるしかない。抑えが一番自分の中で良いと思っているので、そこを目指していたいです」と、気持ちを整理した。

救援陣の先輩たちは歓迎ムードだ。池田は「(救援は)次の日にやり返すチャンスが来る。気持ちをしっかり持てば大丈夫」と背中を押し、24日の台湾・味全戦(名護)登板へ向け調整中の生田目も「抑えた時が一番うれしいですからね。(一緒に)頑張りましょう」と迎えた。

5月の支配下昇格から救援の核のひとりへと成り上がった昨年の経験は、今後に生きる。柳川は「球数を少し減らして、間隔を詰めて投げていく」と、リリーフ仕様で調整を進める。気持ちを新たに「持ち味は三振を取れるところ。そこを出していきたい」とチームのために腕を振る。【黒須亮】

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