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【日本ハム】「小技向上委員会」出塁増へ 新庄監督が五十幡&矢沢俊足コンビに“特命バントコーチ”


日本ハムの新庄剛志監督は、俊足選手の五十幡亮汰と矢沢宏太にバント技術を向上させるため、田中賢介スペシャルアドバイザーを特命バントコーチとして任命しました。田中SAは自身の豊富な経験に基づき、セーフティーバントのテクニックなどを指導。選手らは「小技向上委員会」というLINEグループを作り、技術の向上を図っているといいます。新庄監督は五十幡と矢沢を1、2番コンビとしてテスト起用しており、スピードと小技を組み合わせた攻撃でチームに貢献することを期待しています。

日本ハムの矢沢(後方左)、五十幡(同右)にバント指導する田中SA(撮影・足立雅史)

日本ハム新庄剛志監督(53)が19日、沖縄・名護キャンプで、五十幡亮汰外野手(26)、矢沢宏太投手(24)の俊足コンビに“特命バントコーチ”を付けた。任命されたのは07年に当時パ・リーグ記録のシーズン58犠打を記録した田中賢介スペシャルアドバイザー(43)。指揮官はふたりを1、2番のセットで起用しており、スピードに小技を絡めた攻撃に磨きをかけていく。

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新庄監督の指示を受けた“特命コーチ”の熱血指導が、始まった。一塁側ベンチ前付近に設置されたエリアでの“バント塾”。現役時代、バントの名手だった田中SAは「新庄さんが『足の速い2人にバントを教えてくれ』ということで」。自らバットを持ち、送りバントだけではなく、セーフティーバントの足の運びなどを実演した。

走塁のスペシャリストとして侍ジャパンにも選出された五十幡と、それに負けない高い走力を誇る矢沢はともに左打者。指揮官はキャンプ中の実戦で2人を1、2番でテスト起用しており、犠打はもちろん、セーフティーバントを絡められれば、好機は一気に広がる。三塁線へのバントを「なるべくスライスしないように」転がす技術など、選手からの質問に答えながら指南。田中SAは「今日だけじゃなく、シーズン最後まで、できるようになるまでやっていく」と話した。

練習の様子は伏見、田宮も興味津々でのぞきにきたが、五十幡と矢沢だけではなく、出塁増が求められる同タイプの選手たちも含めて、LINEのグループがつくられているという。名前は「小技向上委員会」。アイコンが森永製菓のチョコ菓子「小枝」なのはちょっとした遊び心だが、指示した新庄監督、田中SA、そして選手たちは本気だ。

矢沢は「(教えられた技術が)新しくてすごく楽しかった。最後の方、ちょっとコツをつかんだ感じがあった。自分のものにしたい」と見据える。同SAからは終了後、この日の指導の内容を「中学生でも分かるように文書で送ってください」と宿題も出された。清宮、野村、万波が並ぶクリーンアップ「KJM」の前を打つ、俊足小技コンビ。チームにとって大きな攻撃の核となりうる。【永野高輔】

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