【西武】育成３年目モンテル、平良から左翼フェンス直撃打 ２試合連続二塁打で支配下へアピール

紅白戦で平良から二塁打を放った西武モンテル（撮影・金子真仁）

＜西武紅白戦＞◇18日◇南郷スタジアム

西武のモンテル外野手（24）が紅白戦2試合連続で二塁打を放ち、首脳陣にアピールした。

前日17日はボーから左翼線二塁打を放ち、この日は第2打席で今季クローザーを務める平良から。147キロの直球を左翼フェンス直撃の二塁打に。「クイックで球速がある投手なので、振り遅れないように意識して打った結果がつながったと思います」と満足そうに振り返った。

沖縄県出身で、高校は金光大阪へ。卒業後はクラブチームなどを渡り歩き、最後は四国IL・徳島から育成契約で西武入りした。モデル経験もある異色の経歴を歩み、今季で育成3年目になる。

大柄ながら俊足が武器で、外野守備も安定感が増してきた。あとは打撃。試行錯誤しながら仁志野手チーフコーチらとフォームを作り上げ、結果も出始めている。【金子真仁】