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<練習試合:巨人4-3DeNA>◇18日◇沖縄セルラースタジアム那覇
巨人石川達也投手(26)が、古巣DeNA戦にリリーフ登板し、2回をパーフェクトに抑えた。2点ビハインドの6回から登板。先頭の松尾を内角速球で三ゴロ、度会を外角低めの145キロの速球で見逃し三振に仕留め、井上は外角高めの146キロの速球で空を切らせた。2イニング目の7回は、京田を一ゴロ、森敬を遊ゴロ、蝦名を投ゴロで3者凡退に抑え、この回はわずか7球だった。
阿部慎之助監督(45)は試合後、石川の左打者(度会、井上、京田、森敬)への投球について問われ「ツーシームみたいなのを投げられるかが勝負だと思うので、そこだけじゃないですか」とポイントを挙げた。「(左右)関係なく中継ぎで1イニング任せたいなというのは今のところ思っている」とリリーフとして起用する意向を示した。
石川は横浜、法大を経て、20年育成ドラフト1位でDeNAに入団。22年シーズン途中に支配下登録された。23年は28試合に登板し、0勝0敗、防御率1・97。24年は15試合に登板し、0勝0敗、防御率1・93と2年連続で防御率1点台をマークしたが、同年オフに戦力外通告を受け、巨人に入団した。