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<スペインリーグ:ベティス3-0Rソシエダード>◇16日(日本時間17日)◇第24節◇ベニート・ビジャマリン
レアル・ソシエダードのMF久保建英(23)は0-3で敗れたアウェーのベティス戦でベンチ入りしたが、今季リーグ戦で初めて出番がなかった。
3日前の欧州リーグ・ミッティラント戦でフル出場した久保は休養が与えられ、公式戦2試合ぶりにベンチスタート。スベルディアの退場による数的不利の状況で1点をリードされた中、後半15分過ぎにアップを開始した。
しかし、19分から24分にかけてさらに2点を奪われたことで、久保を含むピッチ脇にいた選手たち全員がアップをやめて棒立ちとなり、試合を眺めていた。そして30分過ぎに最後の交代が行われたため、久保は今季のスペインリーグで初めて出番なしとなった。
久保は今季ここまで、スペインリーグ24試合中23試合(先発16試合)に出場し、4得点0アシストという成績を残している。久保が公式戦で出場がないのは、招集外になった昨年12月の国王杯2回戦コンケンセ以来16試合ぶり。ベンチ入りした公式戦で出場がなかったのは、昨年9月の欧州リーグ1次リーグ第1節ニース戦に続き今季2回目。そして、招集外になった国王杯2試合を含めると、ピッチに立たなかったのは今季4回目となった。【セビリア=高橋智行通信員】