【阪神】中野拓夢が“頼もしい先輩”発揮 代打で二塁打、山田には二塁守備「何かあれば相談に」

阪神対広島　6回裏阪神無死、代打中野は右へ二塁打を放つ。投手鈴木（撮影・加藤哉）

＜練習試合：阪神0－11広島＞◇16日◇沖縄・宜野座

阪神中野拓夢内野手（28）が途中出場でも存在感を見せた。

6回に山田の代打で打席へ。広島鈴木の内角高めスライダーをはじき返し、右翼ライン際へ二塁打を放った。「1打席というのはあらかじめ聞いていた。しっかり自分のやりたいことは打席の中でできた」と手応え。試合後は二塁守備に就いていた山田から「難しいですね」と話しかけられ「何かあれば相談に乗りたい」と先輩としての頼もしさも感じさせた。

▽阪神楠本（移籍後初の対外試合も2打数無安打）「守備や打席の時にファンの方に名前を呼んでもらってうれしかった。このチームにしっかり入っていけるようになりたいと声援を聞いて改めて思った」

▽阪神山田（二塁守備で好守も中継プレーに反省）「試合の中でしか分からないこともあるのでプラスに捉えて。良かったところを伸ばして、悪かったところを修正していきたい」