
アップルは19日、昨年9月に発表した「iPhone(アイフォーン)16」の廉価版「アイフォーン16e」を発表した。独自開発した生成人工知能(AI)システム「アップルインテリジェンス」に対応する。価格は9万9800円から。21日に予約を開始し、28日に発売する。
アイフォーン16の最廉価版は12万4800円で、それよりも2万5000円安くした。画面サイズは6・1インチでアイフォーン16と同じ。色はブラックとホワイトの2種類から選べる。
バッテリー駆動時間を長くし高性能のカメラ機能も備えた。
物価高(インフレ)で消費者の価格への視線が厳しくなる中、最先端サービスを利用できるアップルインテリジェンス対応の廉価版で顧客獲得を図りたい考え。【ワシントン大久保渉】