【阪神】新外国人ヘルナンデスが２四球＆大飛球で持ち味発揮「日本の投手知れたのが大きかった」

阪神対楽天　1回裏阪神1死三塁、四球を選ぶヘルナンデス（撮影・加藤哉）

＜練習試合：阪神6－0楽天＞◇15日◇沖縄・宜野座

楽天戦に「4番一塁」で先発。2四球に中堅への大飛球と持ち味を出し、「日本の投手の球質だったり、どういう風に投げてくるのかっていうところが知れたところが一番大きかった」と収穫を得た。

0－0の初回、2球で追い込まれながら粘って1死二、三塁から暴投で先制点を呼び込んだ。3回の第2打席では無死二塁から中堅フェンス際まで運ぶ大飛球。捕球されたが「感触は良かったと思いますし、コンタクトがしっかりできた」と手応えをつかんだ。第3打席でも変化球を見逃すなど四球を選び、次打者前川の3ランをお膳立てした。

この日は応援団も駆けつけ、打席でも演奏。「すごく自分に勇気だったり元気だったり、頑張れっていうメッセージが込められてると思うので、そういう中でできて良かった」。日本野球へ徐々に対応する。【林亮佑】