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【ソフトバンク】捕手争いの渡辺陸、会心“チーム1号”も笑顔なし「悔しさしか」2度の悪送球猛省


ソフトバンクの捕手争いが激化する中、渡辺陸選手が紅白戦で注目を集めました。15日の試合で「8番DH」として先発し、5回に確信のソロホームランを放ちましたが、守備では2度の悪送球を犯し課題を残しました。正捕手の座をめぐる戦いは、長年の正捕手だった選手の移籍によりさらに注目されています。小久保監督は守備を重視する方針を示しており、渡辺選手も守備面の向上を図る考えを表明しました。ライバルたちも打撃でアピールを続け、競争はますます激化しています。

紅白戦 5回表紅組1死一塁、打者ダウンズの時、川村の二盗に送球する渡辺陸(撮影・梅根麻紀)

<ソフトバンク紅白戦>15日◇アイビースタジアム

捕手バトルが激化だ! ソフトバンク渡辺陸捕手(24)が15日、今キャンプ初の紅白戦に「8番DH」で先発出場。5回1死から“チーム1号”の確信ソロを右翼芝生席へかっ飛ばした。だが、「悔しさしかないですね」と会心の一打にも笑顔なし。怒りをぶつけるかのように、バットを放り投げた。この日は4回からマスクを被り、2度の悪送球。持ち前の打力発揮も、守備に大きな課題を残したからだった。

オフに甲斐がFAで巨人へ移籍。長年の絶対的な正捕手が抜け、後継者争いは注目の1つ。小久保監督は正捕手の評価基準に「ブロッキングとスローイング。それが一番」と守備面を最優先する方針を明言。渡辺も指揮官の言葉を受け「だれが監督でも、守れないと(試合に)出しにくいと思うので。守備でアピールできるようにやっていく」と猛省。試合後はすぐにサブグラウンドへ移動し、特守で汗を流した。

ライバル3人も、鼻息は荒い。渡辺のほか、谷川原と海野が2安打ずつ。A組昇格の嶺井は適時二塁打を放った。打のアピール合戦にも、谷川原は周りを気にせず「自分のやるべきことをやるだけ」とサラリ。渡辺も「目には入りますし、やっぱり気になります」と心境を明かすが「他人どうこうとかは考えない。自分のできることはいいプレーをすること」と言葉に力を込めた。

リーグ連覇、5年ぶりの日本一奪回へ、新女房役の出現は欠かせない。渡辺は「キャッチャーである以上は堂々とした姿でいたい。精いっぱいやるだけです」と意気込んだ。16日も紅白戦が予定され、今後は対外試合にオープン戦も控えている。だれが正捕手の座を射止めるのか-。競争はさらにヒートアップしそうだ。【佐藤究】

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