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【山形】新キャプテン土居聖真が同点弾もラストプレーで失点し初戦黒星「最後に優勝できれば」


J2リーグに属するモンテディオ山形は、2025年シーズンの開幕戦で大宮と対戦し、2-1で敗れました。新キャプテンに任命された土居聖真は、後半21分に同点ゴールを決めましたが、試合終了間際に決勝点を許しました。それでも、山形は「人と人が関わるサッカー」を展開し、主導権を握る試合内容でした。土居は「チーム力は高まっている」とコメントし、渡辺晋監督の下で新しいシステムを手がけ、最終的な目標であるJ1昇格を目指しています。

山形土居聖真(2025年1月7日撮影)

<明治安田J2:大宮2-1山形>◇第1節◇15日◇NACK

東北勢4クラブが属するJ2が15日、今季の開幕を迎えた。昨季4位のモンテディオ山形は敵地で大宮と対戦。終了間際に決勝点を奪われ、1-2で惜敗した。

山形の25年は、新主将の第1号で幕を開けた。32歳のMF土居聖真が1点を追う後半21分、右足を振る。FWイサカ・ゼイン(27)のスルーパスで左サイドを抜けたFWディサロ燦シルヴァーノ(28)が、左足でシュート性のクロスを送ると、相手GKがはじいた。こぼれ球に、今季キャプテンマークを巻く土居が反応し、DF2人の間を射抜く同点弾。レッドブル社に買収された新生大宮との敵地戦を一時、タイに戻した。

1-1の後半追加タイム7分、大宮のラストプレーで悲劇的な決勝弾こそ許したものの「僕らの強み、人と人が関わるサッカーは何回も見せられた」と土居。主導権は握った。同点の際には、生観戦していたレッドブルの責任者、世界的名将ユルゲン・クロップ氏(57)の顔もこわばらせた。

優勝で11季ぶりJ1昇格へ。鹿島から昨季途中、出身県へ舞い戻った男に今季の旗頭が託された。渡辺晋監督(51)が全選手・スタッフによる投票を実施。「監督歴10季目で初」という試みで選ばれた。土居は「自分の責任はもちろん、僕に1票を投じた選手にも責任が生まれる。いいこと」と象徴になりつつ、試合前も「味方を信じて自分も信じて」と声掛け。初体験の伝統1カ月半キャンプを通じても「チーム力は高まっている」と視線を上げた。

J3からの昇格組に土はつけられたが、土居は「ピークは開幕じゃない。最後に優勝できれば」。渡辺監督も、同点直後に「4枚替え」を敢行し「今まで通りでは優勝をつかめない」と賭けに出た。クラブ新の9連勝で締めた昨季に変革を加えている山形が、教訓から再出発した。【木下淳】

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