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サッカーの女子オーストラリア代表主将でチェルシー所属のFWサム・カー(31)が警察官に「馬鹿な白人」と発言し、人種差別ハラスメントの罪にかけられていた陪審員裁判で、英国のキングストン裁判所は無罪を認めた。BBCが11日に報じている。
1月にロンドンで飲酒後にタクシー運転手と支払いを巡って口論になり、その際に駆けつけた警官に暴言を吐いていた。カー側は「不適切な表現は使った」と発言は認めたが、人種差別には当たらないと無罪を主張していた中、これが陪審員たちに支持された。
カーは女子サッカー界で名の知れたスター選手。ヨーロッパのシーズン最優秀選手にも選ばれている。