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スペインリーグ、Rマドリードの判定への抗議示す書簡を規律委員会に訴え


レアル・マドリードは、エスパニョール戦での審判団の判定に対し公式に抗議しました。この試合で、相手選手がレアルの選手に対し非常に危険なタックルを行いましたが、主審とVARはイエローカードのみを提示し、レッドカードには至りませんでした。この判定に憤慨したレアル・マドリードはスペインサッカー連盟と政府に対して抗議書簡を提出しました。この書簡では、判定時の審判の音声記録の開示や審判制度の改革も要求。これに対し、スペインリーグのテバス会長は文書内容を虚偽とし非難、リーグもレアル・マドリードを訴える意向を示しました。その後、サッカーの規律委員会は調査を開始しました。

2月1日、エスパニョール戦でのアンチェロッティ監督(ロイター)

スペイン1部レアル・マドリードが審判団への抗議を示した書簡に対して、リーグがスペインサッカー連盟の規律委員会に訴えたことをスペイン紙アス電子版が11日に報じた。

Rマドリードは1日にアウェーで行われたスペインリーグ第22節でエスパニョールと対戦した。この試合の後半、FWエムバペがエスパニョールDFカルロス・ロペスに背後から非常に危険なタックルを受けた。しかし、ムニス・ルイス主審はイエローカードを提示するのみで、VARもこの判定を覆すことなくプレー再開。最終的に退場になっていてもおかしなかったカルロス・ロメロが決勝点を記録し、エスパニョールが勝利した。

試合後、Rマドリード陣営はこの判定に憤慨し、アンチェロッティ監督は「あのファウルに対する主審とVARの判断は不可解だ。あのプレーはけがのリスクが非常に高いものだった。VARは選手を守るためにある。レッドカードにならなかったのは不可解だ」と批判した。

その後、クラブは3日にスペインサッカー連盟とスペイン政府のスポーツ上級委員会にエスパニョール戦で起こった深刻な判定に抗議する書簡を送る旨を伝える公式声明を出した。

この書簡の中でクラブは審判の音声、特に2つのプレー(カルロス・ロメロのイエローカードとエムバペのファウルで無効になったビニシウスのゴール)の判定を下した際の音声および、スペインの審判制度の構造的改革を要求した。

スペインリーグのハビエル・テバス会長はこれに対し、「過去にレアル・マドリードTVを訴えたように、今回も訴えるつもりだ」と反論。「あの文書は明らかにあり得ない問題に影響を与えることを目的とした虚偽または不確かなものであり、容認できるものではない。彼らは正気を失っている」と非難した。

この後、スペインサッカーの規律委員会はRマドリードに申し立てを要求し、調査を開始する。状況によってRマドリードに何からの処分が下る可能性がある。(高橋智行通信員)

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