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横浜F・マリノスのスティーブ・ホーランド監督(54)とGK朴一圭(35)が11日、アジアチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)1次リーグ第7戦・上海申花(中国)戦に向けて公式会見に臨み、今季初戦への意欲を語った。
ホーランド監督が「明日の試合が楽しみでしょうがない。こうしてACL始まるんだなと。重要な試合になるし、いい準備したい」と語れば、朴も「ホームで戦える僕たちにアドバンテージある。1カ月くらい準備してきたんですけど、ピッチでしっかり表現したい。素晴らしい結果を出せればと思います」と充実した表情で語った。
ホーランド監督は直近までイングランド代表のヘッドコーチを務めており、その前はチェルシーで8年間コーチを務めていた人物。ヨーロッパ・チャンピオンズリーグ(欧州CL)での経験は豊富で、アンチェロッティ、コンテ、モウリーニョという名将とともに戦った経験はかけがえのないもの。そういうバックボーンを踏まえて「自分は8年間チェルシーでコーチしていました。ヨーロッパの大会にも多数出て、そこで2012年にはミュンヘンで優勝でき、最高の瞬間を自分は経験しました。誇りを持って、このアジアの大会にも出ることを望んでいました」と口にした。
相手の上海申花は1次リーグを2勝1分け3敗の勝ち点7の9位。決勝トーナメント進出圏内の8位以内へ、残り2試合と尻に火が付いた状況。そこへ横浜FCにも在籍したブラジル人FWサウロ・ミネイロが新たに加入し、自慢の攻撃力で向かってきそうだ。
それを受けて立つ朴は「僕はしゃべる方なので、コーチングには自信を持っている。声がけのところ、コーチング、周りを動かしていくところは強み、いかんなく発揮していきたい」。20年シーズン以来、5年ぶりの横浜への帰還で再び日産スタジアムのピッチに立つ朴は、そう意欲をあらわにした。