
中日ドラフト2位吉田聖弥投手(22=西濃運輸)が沖縄北谷キャンプで9日、初の打撃投手としてマウンドに上がり、40球を投げた。
辻本、上林に対して安打性は1本と即戦力左腕として評価された切れ味鋭いボールを披露したものの、20球がボール球と制球に課題を残した。
「初めてプロの打者と対戦して緊張が力みにつながってしまった。マウンドで押しつぶされるような、圧迫されるような感じで修正できなかった。課題も見つかったのでこれから1つ1つ解消していきたい」。
新人投手として唯一、1軍キャンプに抜てきされたが、序盤に右足を負傷。「(体調面では)序盤にちょっとありましたけど、問題なくやれている。この失敗を次につなげられるようにしたい」と前を見据えた。