![](https://image.kingsoft.jp/starthome/nikkansports/2025-02-09/caaf0850f62ca2ac5b09617af067e779_lg.jpg)
メッツからFAとなっている指名打者J・D・マルティネス(37)が、いまだ球団が決まらず、いら立つ胸の内を明かした。
ニューヨーク・ポスト紙の名物記者ジョン・ヘイマン氏とジョエル・シャーマン氏がホストを務めるポッドキャストに8日(日本時間9日)までにゲスト出演し、FA市場で苦境に陥っている心情を吐露。「FAは大変だよ。球団は何とか選手のアラを見つけて契約を安く済まそうとする。オオタニやソトにとってはFAはディズニーランドだが、ほとんどの選手にとっては最悪だ」と話し、大型長期契約を結んだドジャース大谷翔平投手(30)やメッツのフアン・ソト外野手(26)と自分の差を嘆いた。
さらに「ここはクレイジーな業界だよ。ほとんどの選手は自分から球団を選ぶなんてできない。オファーを出してくれた球団に行く。レッドソックスに入ったときもそう。幸運にも僕はボストンもフェンウェイパークも好きだったけどね」とし「ショウヘイやソトはただ座って球団を選べばいいだけだけど、99%の選手はそんなことはできない」と話した。
マルティネスは11年にアストロズでデビューし、18年にレッドソックスで打点王に輝くなど活躍。大谷がドジャースに移籍する前年の23年はドジャースと1年契約でDHを務め、昨季はメッツと1年契約で、打率2割3分5厘、16本塁打、69打点だった。