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【日本ハム】新庄監督、若手主体の紅白戦を視察「そういうところ、僕全部見てるから」/一問一答


2025年2月4日、北海道日本ハムファイターズの新庄剛志監督が、沖縄・国頭村で行われた2軍の紅白戦を視察した。新庄監督は、ドラフト1位のルーキー柴田獅子の打撃を高く評価し、「合格」と太鼓判を押した。試合では若手選手が活躍し、中でも今川優馬は監督の前での冷静なプレーが評価された。また、有薗直輝のホームランも風の影響を考慮しつつ評価している。新庄監督は、選手たちにアピールのチャンスを与える姿勢を持ち、試合中の動きを注意深く観察した。特に今川はオフシーズンのトレーニングを通じて進化を遂げ、今回のパフォーマンスが高評価につながった。

日本ハム2軍の沖縄・国頭キャンプでドラフト1位柴田の打撃練習を見守る新庄監督=2025年2月4日

日本ハム新庄剛志監督(53)が4日、沖縄・国頭村での紅白戦を視察した。

試合前にはドラフト1位ルーキーの柴田獅子投手(18=福岡大大濠)の打撃も直に観察し「合格」と太鼓判。若手主体の紅白戦では、今川優馬外野手(27)と有薗直輝内野手(21)が本塁打を放つなど、懸命のアピールを肌で感じ取った。

新庄監督の一問一答は以下の通り。

-寒い中での初実戦

「良かったね~。特に今川君。ホームランも良かったんですけど、その前の1打席目に、僕が見に来てるってことを知ってての、スリーボールから、打ちたいところをしっかり我慢して、フォアボールを選んだ。その後のホームランつながったから、ものすごくこれ、もしかしたらもしかするんじゃないですか。ぐらいのアピールですよ。良かったよ」

※今川の第1打席はフルカウントから、左腕根本の膝下に食い込むスライダーを見送り四球。

-今川は3日のライブBPでもフェンス直撃を含む2安打

「昨日、球種聞いてましたもん、真っすぐとか、変化球とか。で、今日はもう普通に実戦で、左ピッチャーでしたからね。右でどういうバッティングするか見たかったんですけど。左得意ですもんね」

-先発の根本は

「うーん、もうちょっとかな。変化球でストライクを取ってほしいんですよ。彼、まっすぐいいボールを持ってるんで。特にスライダーでストライク取れたら僕の評価も上がるんですけど。でも投げ方自体はちょっとスムーズになった気はしますけど」

-結果は出なかったが良かった選手は

「今日? 若林くんの右打ちよかったんじゃないですかね。ライト前」

-打席の前に何かお話を

「あ、『ケガしたらもう終わりよ』って。うん、『だめよ』って。もう癖ついてるから、その辺は自分で考えてやらないと。ケガした時点でもうプロ野球選手でもないし、その辺を考えなさいということは伝えた後のライト前だったから、ちょっとうれしかったですね」

-今日は球場に来てすぐに柴田の打撃を見に行った

「もうね、2球打った時点でもうオッケー、ぐらいのバッティングフォーム。いや素晴らしかった。ちょっとほれるぐらい。今日5分ぐらいしか打ってないんじゃないかな。もうもう合格。僕の中では」

-柴田本人はまだまだだと

「もちろんもちろん、もちろん。それはそうですよ。で、僕は好きなバッティングフォームで。あまり崩されないかな。まあまあ、もちろんね。プロのボールを見たら、自分の中ではポイント前にしてるんだけど、詰まるのは間違いない。けど、バッティングフォームを崩さずやっていけば、だんだん、だんだん慣れてってポイント前になるから全然問題ないです」

-早めに1軍に呼ぶことは

「ない。ない。それはないです。投げる方も見たいしね」

-有薗のホームランは。

「風じゃない? 風、結構影響してますよね。結果はホームランだったんですけど。でも、もともと飛ばす力あるしね。結果的にはホームランだったんで。でも、そんなに驚かないかな。いいもの持ってるんで。あとは、野球は打つだけじゃない。ね、守備の方もしっかりしてもらって。あと、特に投げる方はいいんで、捕る方のこの瞬発系、速い打球に対してどうさばくかっていうところが彼の課題ですね」

-早い段階での紅白戦。まだ寒い中で結果を出している選手にはどのような評価を

「選手は寒くないんじゃない? 選手は動いてるから、俺たちは寒いけどね。だって半袖でやってるじゃないですか。いやもうそんなこと言ってる場合じゃないですよ、選手はもう。監督が見に来てる時点でもうしっかりアピールをするっていう。ベンチ前でもね、しっかりタイミングを取ってやってたし。そういうところ、僕全部見てるから。で、僕が来てるからって固くなる選手は使えないと。これなかなか難しいんですけど」

-新人合同自主演の初日、キャンプ通して選手の目の色を見ると

「紺田(ファーム外野守備走塁)コーチの目の色、茶色いですよね、元々だね。清水(ファーム総合)コーチも茶色いかな。林ヘッドも茶色い。ぐらい。もう目の色はもうみんな輝いてますよ」

-ルーキーの山県の動きは

「今日の打球難しかったけど、あれわざとでしょ。テクニックじゃないの。おおうまいなと。あれちょっと難しい打球でしたね。でもあれをしっかり何げなくポンポンポンといくダブルプレーを取ってくれたら良かったんですけど」

※2回1死一塁、進藤の遊ゴロをはじくも、二塁ベースカバーに入った細川にボールが転がる。細川がベースを踏みながら拾い上げ一塁へ送り、併殺が完成。

-今川の評価が高い

「いや俺はもうね、オフのトレーニングを、今川くんのインスタの映像で、ヘッドスピードのここの部分。『ここの部分』って言っても書き方難しいと思うけど。インパクトの部分のスピード、力を抜いて、しっかりタイミングを早く。ちょっと遅かったから、俺(メッセージを)送ったんすよ、映像とともに。『遅い』と。もっと早くタイミング取らないと、もう使えないよって。で、そのあとアメリカに行って、100マイル(約161キロ)かなんかのボールを近くで打つ練習をしてて。で、『そのボールを打つためにはどうしないといけないですか?』 早めにタイミングを取って取って取って。100マイルのボールが来るんだから、それを捉えるためにはタイミングなんですよ。慌てちゃね(当たらない)。全然当たんなかったらしいんですよ、最初は。で、このボスが言ってるタイミングを早く取るってことは、こういうことなんだっていうのは分かったらしくて」

-インスタで映像を見て遅いということは先に言った

「言ってた。言っててのアメリカ。アメリカ行くっていうのは知ってたんで。だからあのフォアボールなんですよ。そうそう、あれがタイミング遅かったら打ってますよ、打ちに行って。で、ファウルになってる。か、力みすぎて詰まって内野フライ。だからタイミング早く。みんなには分からないことを、オフやってきてくれたんで。そういうところが僕と今のやりとりでこの結果、アピール度ですね」

-送ったのはアメリカ行く直前

「前。アメリカ行くって知ってたから、3日前ぐらいか」

-今川のアピールでレフトは激戦区に

「これで今日の打席でまた3打席目があったとして、フォアボール選んで、ヒットとかいうオープン戦が増えてきたら面白いですよね。一気にレギュラー取るかもしれないし」

-最初の打席での我慢してのフォアボールが高評価

「『ああ、これ打つやろな』って。打ちにいって力んでフライ上げるかなって俺のイメージをしてたところ、フォアボール選んだね、根本くんからね。結構スリーボールになったら、やっぱり打ちやすいピッチャーに変わるから、一気に。それを我慢したっていうところは、タイミングを早く取ったから、しっかりボール2個ぐらいでしたね。それを見極めたというところに高い評価が生まれましたね」

-ホームランもこの日のファーストスイング

「うん。それもしっかりタイミングを早く取って、取って取って自分の打ち方をして、当てたものを乗せて運んでったっていう。あれが例えばファウルになって、次のボールがツーストライクなってからの、どういう対応するかも見てみたかったですけどね。まあまあまあ。今日まだ1試合目なんで、あとは右ピッチャーでどういう対応(をするか)。今日浅間くんとかどこいました? いた? 探してたんだけど、本当? オッケーオッケー」

-名護では山崎がバッティング。交流戦に備えて

「ううん、DH。シーズン中のDHに備えて。冗談抜きで。彼ぐらいフォアボール選べるバッターはいないと思いますよ俺は。ほんとにいい選球眼持ってるし。で、ツーボールになってストライク取り行くと、カーンってレフト前打つし。もしかしたら面白いと思って、真剣にバッティングをしてくれっていうことは伝えました」

-いつ伝えたか

「オフ。だからレイエスがファーストの山崎くん、DHも考えて」

-先発ローテ回りつつDH

「そうそうそう。交流戦の話じゃなくて」

-本格二刀流という意味か

「二刀流まではいかないけど、もしかしたら開幕DHかもしれんね。それぐらい。それぐらいの俺の気持ち。やるからには真剣にやらないと。ね、中途半端な気持ちでさせないし。だから1クールに1回、もしかしたら増えていくかもしれん」

-キャンプ中の実戦で打席に立つ

「あるあるある。完璧に用意してたでしょ、ガードから。もうきれいに部屋に並べてた(山崎のインスタグラムで公開)。ピッチンググラブより。そういうところがまた、楽しい野球につながるしね」

-打順の理想は

「8番とか、DHでいくなら。8番、9番」

-DHで9番の意図は

「フォアボールで、良い上位打線に回してもらう。終盤になったら代走出しゃいいし」

-出塁率を考えて

「DHで出塁率が4割くらいあったら。普通の野手より塁に出てくれるんだから。もう(走者を)返す人結構いるんで、今うちには。出てくれる人を俺探したくて。で、山崎くんだ」

-想定される起用は

「いや、分からんわそれ。詳しくは今説明できないけど、準備だけはしとくという。俺、準備大切にする人間だから、何に対しても。試合前にスタメンでいくよっていう報告とかも前の日、2日前とかにしっかりするし。郡司くんが言ってた『キャッチャー行ける?笑』とか言ってたじゃない。俺、『キャッチャー行くよ』って。キャッチャー行くよ、ですよ。でも4番行くよと、ちょっと(郡司は)ちゃめっけあることを言ってるんでしょうね、俺あんまり覚えてないけど。そしたらイメージ湧かせるっていうね、早めに伝えとかないと、準備をね。でも、その逆もあるんすよ。試合のスタメンのオーダー(発表)で分かるっていう。それまでしっかり俺はスタメンだっていうのを全員に思わせて、準備させるのもたまにはあるし。みんなビジョンで今日スタメンだっていう、シーズン中ありましたから、何も言わずに」

-事前に言うときと言わないときは使い分けている

「なんだろう、そのタイミングは。そう言われてみたら、なんでこのタイミングでそうするんだろうっていうのは、ちょっと自分でもちょっと分からん」

-直感みたいな

「そうですね。八木さんにバッティングバラバラにしてくださいって。大体バッティングの順番でスタメンってわかるから、それをバラバラにしてくれっていう時もありますし。今日の順番変わっててスタメンなのかなって。で、最後まで言わないでくれっていうことをミーティングで言って、そういうこともしてるし」

-緊張感を持たせてながら準備もしっかり

「そうそうそう。ぐらいですかね。はい、オッケー」

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