<セリエA:パルマ1-3レッチェ>◇1月31日◇第23節
日本代表GK鈴木彩艶(22)が先発フル出場したパルマは、先制しながらもレッチェに敗れ、降格圏の18位に転落した。鈴木は19試合連続の先発となった。
レッチェは前半24分、FWクリストビッチがネットを揺らすが、ビデオ・アシスタントレフェリー(VAR)の判定でオフサイドとなりゴール取り消しになった。パルマは前半34分、ゴール前で相手のハンドがVAR判定の末に認められPKを獲得。DFバレリがゴール右隅に決め先制に成功した。
だが、レッチェは失点の2分後の前半36分、クリストビッチが右からのクロスをゴール前で頭で合わせ、ゴール右上に突き刺し同点に。後半18分に、レッチェは右サイドを抜け出したMFピエロッティがパルマGK鈴木との1対1になり、冷静に鈴木の左手をかすめ勝ち越し点を奪った。レッチェは後半追加タイムにも加点した。
勝ち点3を手にしたレッチェは13位に順位を上げ、約2カ月ぶりに降格圏を脱出。パルマはリーグで5戦未勝利(3敗2分け)で降格圏の18位に落ちた。