海外FA権を行使して広島からオリックスに移籍した九里亜蓮投手(33)が29日、大阪・舞洲の球団施設で自主トレを公開した。ウオーミングアップを経てキャッチボールを行い、早速ブルペン入り。直球中心に変化球を織り交ぜながら45球を力強く投げ込んだ。
2月から始まる宮崎春季キャンプはA組(1軍)でスタート。「2月1日からしっかり入っていく準備はしてきたので、自分がイメージした通りに動けてるんじゃないかなって思います」と充実の表情をみせた。
自主トレ中には山岡や曽谷らと談笑するシーンもあった。「自分よりも若い選手が多いので、自分からコミュニケーションを取っていければ。変なコミュニケーションの取り方をせず、ウザがられないようにいろいろ話ができればいいかなって思います」と笑った。
新天地での1年に向けて「家族も新しい生活が始まるので、しっかり家族みんなで協力しながら。パ・リーグの野球に挑戦するのは僕も初めてなので、しっかりとした成績を残せるように。まずはやってきたことをしっかり出していきながら、順応していけるようにやっていきたいです」と力を込めた。