阪神ラモン・ヘルナンデス内野手(28)が29日、兵庫・西宮市内で入団会見を行った。
ドミニカ共和国出身のヘルナンデスは、メジャー経験はないものの、193センチ、102キロの体格から繰り出す長打力が武器。内外野を守れる。昨年はメキシカンリーグのモンクロバ所属で82試合に出場し、打率3割1分3厘、22本塁打、71打点の成績を残した。
日本でプレーすることについて「チャンスをくれた球団にすごく感謝しているし、すごくうれしい気持ちでいっぱい。1つの夢がかなった」と目を輝かせた。
「日本の野球はすごく強い」と印象を語り「WBCでも優勝しているし、そういう選手たちと対戦できることをすごく心待ちにしている」と前を向いた。
ニックネームは「ラモンとよく言われているけど、モーチョともよく言われているよ」と明かした。覚えた日本語は「水、ください」と笑った。