DeNAヘの復帰が発表されたトレバー・バウアー投手(34)が27日(日本時間28日)、自身のインスタグラムでレッドデビルズへ感謝をつづった。
昨季はメキシカンリーグのレッドデビルズに所属。10勝0敗でチームの優勝に貢献した。チャンピオントロフィーを手にマウンドでチーム関係者と撮影した記念写真をアップ。チームへの感謝をつづり「横浜に戻って沢村賞をとる、そしてDeNAベイスターズをチャンピオンにするよ」と締めくくった。
バウアーは27日、横浜市内の関内ホールで開催された「横浜DeNAベイスターズ 2025 初春の集い」で、DeNA復帰がサプライズ発表。背番号は2年前と同じ「96」。単年契約で年俸、出来高含めて契約総額600万ドル規模(約9億3000万円)になった。
イベントではVTRで「横浜、そして日本中のファンのみなさん、こんにちは。またみなさんに会えるのが楽しみで待ちきれません。今シーズン、再びベイスターズでプレーすることを伝えられてうれしいです。1人の選手として、1番になるのが好きなんだ。ずっとトレーニングをしてきた。絶好調で、投手としてこれまでで最高の状態だ。僕にとって、沢村賞とサイ・ヤング賞を取ることは本当に意味があることなんだ。それができたら野球人生の中で最高の栄誉だと思うし、今年はそれを成し遂げたいと思っている」と話していた。
バウアーはガーディアンズやレッズ、ドジャースなどでプレー。レッズ時代の20年には新型コロナの影響で60試合の短縮シーズンとなったが、リーグトップの2完封、防御率1・73、WHIP0・79でサイ・ヤング賞を獲得した。
DV疑惑でMLBから出場停止処分を受け、23年は日本にプレーの場を求め、DeNAへ入団。19試合で10勝4敗、防御率2・76を記録した。