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【センバツ】祖父は元阪神、東洋大姫路の最速142キロ左腕・末永晄大、初の聖地に「一番の目標」


東洋大姫路は、3年ぶりの甲子園出場を決め、選手たちは喜びを表しました。昨年秋には兵庫と近畿大会で優勝し、明治神宮大会ではベスト4に進出しました。特に注目されるのは、最速142キロを投げる左腕の晄大投手で、元阪神外野手の末永正昭さんを祖父に持ちます。チームの右のエースとしては最速147キロの阪下漣投手がいますが、晄大投手は甲子園で彼と肩を並べる存在となることを目指しています。甲子園での活躍を狙う東洋大姫路は、1977年夏以来の全国制覇を春の甲子園で狙います。

センバツ出場を決め喜ぶ東洋大姫路ナイン(撮影・石井愛子)

<第97回選抜高校野球:選考委員会>◇24日

東洋大姫路(兵庫)が22年春以来、3年ぶりの甲子園出場を決めた。昨秋の兵庫、近畿王者で明治神宮大会では4強入り。優勝候補に挙げられ、77年夏以来で春は初の全国制覇を目指す。

最速142キロ左腕で、元阪神外野手の末永正昭さん(77)を母方の祖父に持つ、晄大(こうだい)投手(2年)も初の聖地へ目を輝かせた。「甲子園に出るというのは高校野球の一番の目標。うれしいです」。昨秋の明治神宮大会では二松学舎大付(東京)戦で6回無失点と好投して初の4強入りに貢献した。

最速147キロのプロ注目右腕、阪下漣投手(2年)が右のエースなら、末永は左のエースとしてチームを支える。甲子園では「阪下に負けないくらい存在感のあるピッチングをしていきたい。結果を出して肩を並べられるくらいの存在になりたい」と躍動をイメージした。

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