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【巨人】岡本和真、腸活意識「経過良好」腐らずリハビリ、自炊で気分転換も「試合後くらい疲れる」


巨人の岡本和真内野手が、自主トレーニングを川崎市のジャイアンツ球場で公開し、順調に体調を整えていることを示した。昨季終盤に腰痛を発症し、左第五腰椎分離症と診断された岡本は、シーズン終了後の約2カ月間、リハビリに専念し、バットを握らなかった。その間、他の弱点を見つめ直し、自炊を通じて腸の健康を意識するなど、新しい生活スタイルも試みた。チームは今季から主将制を廃止するが、前年まで主将だった岡本は、日本一を目指し、個人よりもチーム優先の目標を掲げ続ける。主導的な存在としての役割は変わらず、25年シーズンへの準備を進めている。

自主トレで打撃練習に臨む巨人岡本

体もチームも整える。巨人岡本和真内野手(28)が14日、川崎市・ジャイアンツ球場で自主トレを公開。

最新鋭の設備がそろう「ラボ」で約1時間、バットを振り込んだ。昨季、全試合4番でスタメン出場した主砲は「体(の状態)も順調にきていると思います」と充実の表情を浮かべた。

辛抱のオフを過ごした。昨季終盤に腰痛を発症し、左第五腰椎分離症と診断された。シーズンが終了した10月下旬からの約2カ月間、一切バットを握らずリハビリに努め「これでもかというくらい我慢した」。それでも腐らないのが一流の証し。「他の弱い部分だったりを見つめながら、地道にやってきた」と己を見つめ直す日々を過ごした。

気分転換に自炊を始めた。「ナイターが終わった後くらい疲れる」と料理の難しさも痛感したが「結構味付けのセンスがあって」とニヤリ。キノコを多く摂取できる料理をつくり、腸活も意識。「経過良好っす。なんかめっちゃいいっす」と効果を実感し、例年以上の快眠にもつなげている。

コンディションを万全に整え、25年シーズンに向かう。チームは今季から主将制を廃止。だが、23、24年の2季連続で主将を務めてきた男は「チームとして、まずは連覇を目指してやっていきたい。CSで去年はやられてますし、何としても日本一になりたいと思います。僕としては1年間けがなく(チームに)貢献できたら」。個人よりもチーム優先の目標を掲げた。主将の肩書が外れても、岡本がチームをまとめる存在であることに変わりはない。【水谷京裕】

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