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【日本ハム】伊藤大海がエスコンで自主トレ公開 おみくじは4回目で大吉、年始の釣果は…


日本ハムの伊藤大海投手が自主トレを公開し、新球"キックチェンジ"のテストを行いました。釣りでのリフレッシュ期間を経て、昨季の反省を生かしソフトバンク戦に向けた新たな武器の準備をしています。伊藤選手は昨季2つの投手タイトルを獲得し、今年はさらに難しい"沢村賞"を目指します。彼は「大航海は続く」というスローガンとリンクするおみくじの言葉を財布にお守りとして忍ばせ、今年もチームを日本一へと導く意欲を見せています。

公開自主トレでキャッチボールする日本ハム伊藤(撮影・黒川智章)

日本ハム伊藤大海投手(27)が11日、エスコンフィールドで自主トレを公開した。

年末年始は28日に実家の鹿部町に帰省し、年明け6日まで「毎日、釣りをしていました」。釣果については「この4年間で一番。天気も良かったので。アイナメがメイン。最終日に57センチが釣れました。でも、釣り仲間に連絡したら『今年の運を使い果たしたな』と言われました」と苦笑い。魚と格闘しリフレッシュすることも、伊藤流“自習トレ”一環だ。

昨季は最多勝と最高勝率の投手2タイトルを獲得。年明け、函館八幡で引いたおみくじには、ピンとくる言葉が記されていた。毎年、大吉が出るまで引いており、今年は4回目に大吉が出た。そこには「風吹けば 風ふくままに…何ごとも繁盛して心のままになるけれども心に油断があってはならない」と記されていた。今季のスローガン「大航海は続く」にもリンクするようなメッセージに、伊藤は「本当に、これだと思いました」と、お守りとして財布に秘めた。

この日は新球キックチェンジもテスト。米ジャイアンツのバードソング投手を手本にして「2日前に投げてみて『お、結構いいかも』と思っちゃって。スプリットより遅くて落ちてというイメージ」。先発指名されているホーム開幕戦の相手、ソフトバンクを見据えてのトライでもある。「クライマックスシリーズのソフトバンク戦でスプリットのスピードが出すぎて、まっすぐ対応で来ているところに、ちょうど合ってしまった。そこに1個引き出しを増やす意味でも、緩急という部分はかなりキーになって来るかなと思うので」と狙いを説明した。

新たな武器も試しながら、個人としては「昨季、表彰されなかったタイトルを」と沢村賞を掲げた。15勝、150三振など7つの条件が必要な難タイトルを獲得する活躍で、チームを日本一へとけん引する。

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