巨人堀田賢慎投手(23)がドラフト1位のプライドを見せつける。6日、ジャイアンツ球場で自主トレを実施。今年5月に24歳となる年男は「先発ローテーションを奪って守りきる。日本一に貢献できるように頑張っていきたい」と誓いを立てた。
同学年への対抗心は人一倍強い。世代を代表する投手の1人としてプロの世界に飛び込むも、5年間で通算5勝。その間に、同期入団の井上が昨季8勝を挙げるなどブレークし「最低でも去年の(井上)温大くらいは勝って。それ以上を目指しながらやっていきたい」。ライバルの存在を強く意識する。
昨季17登板で3勝3敗、防御率2・45の成績を残した右腕は「いい状態の時は(1軍でも)やっていける。あとはそれを年間通して続けられるか」と分析。長いシーズンを戦い抜くために、年末年始も地元の岩手に帰省せず、都内で体づくりに励んだ。強い覚悟を持ってプロ6年目に臨む。