オリオールズは7日(日本時間8日)、同球団での7年半活躍したブライアン・マティス元投手が37歳で急死したと発表した。死因などは明らかになっていない。
マティスさんは2008年にサンディエゴ大からドラフト1巡目全体4位で指名されオリオールズに入団。09年にオリオールズでデビューした上原浩治氏(49)の同期として同じ年にデビューし、16年途中にカブスに移籍するまでオリオールズで活躍した左腕だった。
メジャーでは8年間で通算280試合に登板、69試合に先発し、27勝41敗、39ホールド、防御率4・92。16年にカブスに所属した後は、ダイヤモンドバックス傘下マイナー、メキシカンリーグ、米独立アトランティックリーグのロングアイランドでプレーし、19年を最後に現役から退いた。
オリオールズは「球団関係者やファンに愛され、野球に取り組むひた向きさ、地域に貢献する姿勢において、比類のない存在でした。ファンと積極的に交流し、笑顔を忘れず親しみやすいチームメートでした」と追悼の言葉を発表した。