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張本勲氏、メジャー挑戦の佐々木朗希は「必ずや最多勝を取れる」「ヤンキースかドジャースへ」


2024年11月25日、プロ野球最優秀バッテリー賞の選考委員を務めた張本勲氏が「サンデーモーニング」に出演し、メジャー球団と交渉中のロッテ佐々木朗希投手について意見を述べた。彼は「佐々木は日本プロ野球にとって貴重だ」としつつも、「ヤンキースかドジャースのような名門球団で活躍してほしい」と述べた。また、アメリカで最多勝利を獲得できる潜在力があるとし、その理由として佐々木の速球と2種類のフォークボールの効果を挙げた。同番組に出演した王貞治会長も、投球の質に問題はないとしながらも、アメリカの4日間ローテーションに対応できるかに懸念を示した。王会長は、1年間通しての耐久性がクリアできれば最多勝が可能であると期待を寄せた。

2024年11月25日、プロ野球最優秀バッテリー賞の選考委員を務めた張本勲氏(撮影・鈴木正人)

“元祖ご意見番”の張本勲氏(84)が5日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」にスペシャルご意見番としてソフトバンク王貞治会長(74)とともに出演した。

現在、ポスティングシステムでメジャー球団と交渉中のロッテ佐々木朗希投手についてコメントした。

「どこか行ってほしい球団はありますか?」との問いに張本氏は「もったいないね。日本プロ野球を考えたらね、これだけのピッチャーだもん」とまずは一言。

それでも「私はヤンキースかドジャース。名門に入ってもらいたい」と話し「あと10年、15年はね、おそらくアメリカで最多勝取るくらいの力はありますよ。球は速いし手元でドーンと落ちるフォークボールを2種類持っていますから。1つはストライクを取るフォークボール、1つは三振を取るフォークボール。当てるのがうまい日本のバッターでもなかなか難しい。アメリカはちょっと粗いバッターが多いから必ずや最多勝を取れると思います」と話した。

王会長は「今、張本さんが言ったように球は問題ないと思います。速さといいフォークの落ち方といいね。ただやっぱり日本でやってる時も1年間フルに通してやってないっていうところが、まあ、アメリカで、アメリカは中4日で行かなきゃいけない。それが彼が1年通して戦えるかどうかね。それを乗り越えれば最多勝も十分可能だと思いますね」と話した。

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