レアル・マドリードのブラジル代表FWビニシウス(24)が世界一の称号を手に入れたことにより、チームで最も高額の年俸を受け取る選手になったことをスペイン紙アス電子版が30日に報じた。
ビニシウスは以前に契約延長した際、22年から27年までの5年間の給料総額が手取り7500万ユーロ(約120億円)、年間平均1500万ユーロ(約24億円)になっていた。しかし今月、マンチェスター・シティーのスペイン代表MFロドリやチームメイトのイングランド代表MFベリンガムを抑え、ザ・ベストFIFA2024最優秀選手賞を初受賞したことで、ボーナスを受け取ることになった。
これにより25-26年シーズンと26-27年シーズンの契約最後の2年間の年俸が手取り約2000万ユーロ(約32億円)に増加されるとのことだ。さらに今後、バロンドール獲得やこれらの個人賞でトップ3入りを果たした場合、年俸はさらに増加されることになる。
一方、同紙によるとエムバペの年俸はビニシウスと同じ手取り1500万ユーロ(約24億円)であるとのことだ。これに2000万ユーロ(約32億円)と推定される入団ボーナスを契約期間の5シーズンに分割した場合、エムバペが年間で受け取る給料は手取り約1900万ユーロ(約30億4000万円)となる。
すなわちビニシウスは今回世界一の称号を手に入れたことでエムバペを上回り、来季以降Rマドリードで最も年俸の高い選手になると同紙は伝えている。(高橋智行通信員)