ダイヤモンドバックスと球団史上最高額となる6年総額2億1000万ドル(約326億円)の大型契約を結んだエース右腕コービン・バーンズ(30=オリオールズFA)の契約の詳細をAP通信が2日(日本時間3日)伝え、総額の1/3が後払いであることが判明した。
2億1000万ドルのうち後払いは6400万ドル(約99億2000万円)で、2031年から36年の6年間で分割して支払われる契約だという。契約ボーナスは1000万ドル(約15億5000万円)で、契約成立から30日以内に支払われる。年俸は今季と来季が3000万ドル(約46億5000万円)、3年目以降は3500万ドル(約54億3000万円)。2年目終了後にオプトアウトの権利があり、27年3月31日までは全球団に対するトレード拒否権、それ以降は14球団に対するトレード拒否権がある。
また各賞受賞やオールスター選出にボーナスが付く他、4席分のプレミアムシーズンチケット、遠征時のスイートルームなど多くの特典が付与されている。
ダイヤモンドバックスはこれでザック・ゲーレン、メリル・ケリー、ブランドン・ファット、エデュアルド・ロドリゲスと粒ぞろいの先発ローテに21年サイ・ヤング賞投手のバーンズが加入。ドジャース、パドレスなどナ・リーグ西地区のライバルに対抗すべく強力ローテが完成した。