ロッテからポスティングシステムでのメジャー移籍を目指す佐々木朗希投手(23)の代理人を務めるジョエル・ウルフ氏が30日(日本時間31日)、オンラインで取材対応し、交渉状況などについて言及した。
主な一問一答は以下の通り。
-佐々木が面談で何を重要視しているか
全てを総合的に見ていると思う。そして、彼が心でどのチームと一番つながりを感じるか。その基準は彼だけが知っている。
-具体的にどのような質問を球団にしたか
その質問は今は内緒にしておこうと思う。全てのプロセスが終わってからわかるだろう。ただ、彼は非常に具体的な質問をした。それは彼が“homework assignment(宿題、課題)”と呼んでいるもの。日本語でどう訳すかはわからないが、彼は非常に具体的な課題を出した。野球関連で各チームが何を話すべきかわかるようにね。そのおかげで、その答えを聞くだけでなく、彼らがどのようにコミュニケーションをとるのかも知ることができた。とても賢い方法だと思う。
-面談に選手を出席させなかった理由
具体的な理由はわからない。彼はただ、面談に選手は出席させないでくださいと言っていた。他の選手が過去にそうしてきた理由は知っているが、彼はその理由を言わなかった。だから、必ずしも彼のために答える必要はないと思う。他の選手がそうしているのは、面談に選手が出席したチームと契約しなければ、その選手との関係性が悪くなってしまう可能性があるからということは知っている。だが、彼はその理由を具体的には言わなかった。
-面談の条件の2時間以下を超えたチームはあったか
それは私の仕事だったよ。面談で良かったのは、私が何も話さなくて良かったということ。私は特に何も話さないように指示されていて、主にタイムキーパーをやった。試験監督のように「あと20分」「あと5分」って言ったりね。ロウキがある話題について話し合っていて、その間に制限時間に達したときは、彼がもう少し延長したいと言ったこともあった。いくつかのチームは制限時間より少し早く終わったよ。