鈴木誠也外野手と今永昇太投手が所属するカブスは29日(日本時間30日)、マーリンズからユーティリティー選手のビダル・ブルーハン内野手(26)をトレードで獲得したと発表した。マーリンズは交換要員として昨季デビューしたマット・マービス内野手(26)と金銭を得る。
ドミニカ共和国出身のブルーハンは14年に海外FA選手としてレイズと契約し、21年7月にデビュー。昨オフにマーリンズに移籍し、今季は自己最多102試合に出場して打率2割2分2厘、2本塁打、16打点、OPS.622だった。両打ちで、今季は二塁で31試合、遊撃で28試合、外野で22試合、三塁で14試合に出場。20日にDFAとなっていた。
マーリンズに移籍するマービスは左打ちの一塁手で、昨年5月にデビューするも27試合で打率1割6分7厘と苦戦。今季は9試合に出場した。3Aでは昨年22本塁打、今季は15本塁打を記録。23年WBCではイスラエル代表として出場している。