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【高校サッカー】愛工大名電が選手権初得点&初勝利 初出場の明誠に6ゴール大勝


愛知の愛工大名電高校が全国高校サッカー選手権の1回戦で島根の明誠高校を6-3で下し、選手権初勝利を飾りました。愛工大名電は試合の序盤に先制点を許したものの、前半29分にMF蒲地壮汰選手が同点ゴールを決めて流れを引き寄せました。蒲地壮汰選手が双子の兄で主将のDF蒲地陽汰選手と共にチームを牽引し、試合をリードしました。試合中盤から積極的な攻撃を見せ、前半のうちに逆転。その後も得点を重ね、6-3の大差で勝利しました。

愛工大名電対明誠 前半。ゴールを決め喜ぶ愛工大名電・蒲池壮(撮影・野上伸悟)

<全国高校サッカー選手権:愛工大名電6-3明誠>◇29日◇1回戦◇駒沢

5大会ぶり2度目の出場となった愛工大名電(愛知)が、初出場の明誠(島根)に6-3で勝ち、選手権初勝利を挙げた。

19年度大会は1回戦で筑陽学園(福岡)に0-1で敗れており、先制点を許した直後の前半29分にMF蒲地壮汰(3年)が決めた同点ゴールが、愛工大名電の選手権初ゴールとなった。

前線からの激しいプレスでボールを奪い、素早く攻撃に転じた。就任12年目の宮口典久監督(47)の下、磨きをかけてきたスタイル。主将のDF蒲地陽汰(3年)を中心に最終ラインを押し上げ、双子の弟であるMF蒲地壮汰(3年)が同点ゴールを決めた。右からのグラウンダーのクロスを右足ダイレクトで蹴り込んだ。

勢いに乗ったチームは前半のうちに2点を追加して逆転。後半も攻撃の手を緩めず、3ゴールを奪った。6-1から2点を失ったが、3点差で勝った。

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