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【高校サッカー】74年長澤まさみの父らを擁し初V 97年東福岡と雪の決勝/帝京激闘アラカルト


1982年1月、帝京高校は全国高校サッカー選手権で京都橘を2-1で下し、17大会ぶりの勝利を収めた。試合は国立競技場で行われ、雨天決勝で高い打点のヘディングにより先制ゴールを決めた。今年の大会は帝京にとって1983年度以来の期待の高まる大会。過去の大会では、74年に清水東を3-1で破り初優勝を果たし、82年度は同じ清水東に惜敗。86年度にはPK戦で東海第一に敗れるなど、様々なドラマが繰り広げられた。また、97年度の降雪による試合では黄色のボールを使用し、東福岡に1-2で敗れるという白熱した試合が繰り広げられた。これらのエピソードは帝京のサッカーの豊かな歴史と挑戦の一部である。

98年1月、降雪の決勝となった帝京戦で東福岡・本山(右)は相手DFをかわしドリブル突破する。中央は帝京・中田

<全国高校サッカー選手権:帝京2-1京都橘>◇28日◇1回戦◇国立競技場

15大会ぶりの出場となった帝京(東京B)が京都橘との開幕戦を制し、07年度以来17大会ぶりの選手権勝利を飾った。

前半5分、左CKにファーサイドでDFラビーニ未蘭(18)が打点の高いヘディングで合わせて先制。大会ファーストゴールでわかせた。

    ◇    ◇    ◇

<帝京の激闘アラカルト>

◆初優勝 74年(昭49)度決勝。長澤和明(俳優長澤まさみの父)らを擁した清水東(静岡)に3-1。前半終了間際に同点に追い付かれるも、直後に安彦英二の得点で勝ち越し。後半にも安彦のダメ押し点で選手権初優勝。

◆惜敗 82年度(昭57)準決勝で大榎克己、長谷川健太、堀池巧の「三羽がらす」を擁した清水東戦で長谷川のFKに沈み0-1で敗戦。

◆リベンジV 83年度(昭58)決勝で再び「三羽がらす」に武田修宏が加わった清水東にエース前田治のボレー弾で1-0で競り勝ち優勝。

◆まさかのPK負け 86年度(昭61)準々決勝。本田泰人、磯貝洋光、森山泰行らスターをそろえるも、沢登正朗を擁する東海第一(静岡)に0-0、PK戦の末に敗戦。

◆両校優勝 91年度(平3)。準決勝で鬼木達(現鹿島監督)を擁した市船橋に終盤の逆転劇で2-1で競り勝つ。決勝で小倉隆史、中西永輔を擁する四中工と延長戦まで戦う死闘で2-2。エースの松波正信は7得点で得点王に。

◆雪の決勝 97年度(平9)決勝。積雪で白いピッチの上で黄色のボール。中田浩二(現鹿島FD)を擁する帝京は、本山雅志(現鹿島アカデミースカウト)を擁する東福岡に1-2。

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