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【ヤクルト】高津監督「けがをして外れる投手は指名しない」慎重に守護神を選定、今季固定できず


ヤクルトの高津臣吾監督は2025年の守護神選定に慎重な姿勢を示しています。現役時代に自ら経験したポジションの重要性を強調し、開幕投手以上に考慮すべき点を多く挙げました。今季はクローザーを固定できなかったことから、特にメンタルと体力の重要性に言及し「怪我をしないことと、143試合全てベンチに入れる選手を指名したい」と語りました。候補には7セーブを記録した田口、11セーブを挙げた小沢、チーム最多60試合に登板した大西、さらには新外国人のマイク・バウマンが挙がっており、競争が進んでいます。高津監督は競争の大切さを強調し、強い意志を持った選手の台頭を期待しています。

ヤクルト高津臣吾監督(2024年9月撮影)

ヤクルト高津臣吾監督(56)が慎重に守護神を選定していく。「非常に大事なポジションなので、もしかしたら開幕投手以上に考えることはたくさんある」と自身が現役時代につかさどったポジションの重要性を説いた。今季はクローザーを固定出来ず、難しい1年となった。同監督は求める人材のポイントにメンタル、体力を挙げ「けがをして外れるようなピッチャーは指名しないですし、143試合しっかりベンチに入ってくれる人を指名したい」とうなずいた。

7セーブに終わった田口、開幕ローテ入りから救援に回って11セーブを挙げた小沢、チーム最多60試合の登板で、同トップタイの9勝を挙げた中継ぎの大西が25年の守護神に名乗りを上げている。そこに新外国人の最速159キロ右腕マイク・バウマン(29)も競争に加わる。高津監督は「競争することは大事だと思いますよ。ちょっとそれが薄れているのが今のチーム事情、状態なのかなと思いますし、けんかするわけじゃないですけど、全員がライバルだと思って、言葉は悪いですけど、蹴落としてでもそのポジションをつかんでいくとか、1軍残るとか、そういう強いものは必要でしょうね」。燕のケツを取るバトルロワイヤルが始まる。

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