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【巨人】“菅野の穴”競争で埋める 阿部監督「3人か4人で15勝」西舘、伊藤優ら先発候補


巨人の阿部慎之助監督は、米大リーグのオリオールズに移籍した菅野智之投手の今季15勝を補うべく、複数の若手投手を競争させる方針を示しました。阿部監督は、西舘、伊藤、又木、堀田、平内を先発候補として挙げ、3〜4人で菅野の勝利数をカバーする考えを述べました。また、ロングリリーフ要員の赤星や横川もローテーション争いに加わることを期待しています。阿部監督は外国人投手の起用は考えず、現有の日本人投手のみで先発陣を強化する意向です。この競争によって、楽天から新加入した田中将を含めた先発陣がチーム力の向上につながると見込まれています。

巨人阿部慎之助監督(2024年10月撮影)

巨人阿部慎之助監督(45)が“菅野の穴”を競争で埋める。今オフに米大リーグのオリオールズ入りが決まった菅野が今季挙げた15勝を補てんできるかが、来季のペナント争いを大きく左右する。「誰か1人と言うと負担が掛かってしまう。3人か4人で15勝と考えています。誰か1人に期待を込めすぎても発揮できないでしょうしね。先発にチャレンジさせようと思っている投手はいる」と話した。

先発候補としては西舘、伊藤、又木、堀田、平内の5投手の名前を挙げる。「その中で競争して、3人なら5勝、5勝、5勝で今年の15勝というのを計算できればいいかなと思いますけどね」と期待。今季はロングリリーフ要員だった赤星、横川らもローテ争いに割って入る。指揮官は「横川もそうだし、いい投手がたくさんいる」とし「先発の外国人はいらないと言った」とも付け加えた。

守備力をストロングポイントに掲げる阿部野球において、先発投手陣はチームの骨格を担うことは言うまでもない。エース戸郷、山崎伊、グリフィン、井上は今季のローテを支えた。楽天から新加入した田中将を含めた先発陣の競争は、チーム力の底上げになる。【為田聡史】

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