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ドジャース、佐々木朗希獲得資金として残しておいたボーナス枠2億8500万円を未使用のまま終える


米ロサンゼルス・ドジャースは、千葉ロッテからポスティングされた佐々木朗希投手の獲得を目指し交渉を続けています。佐々木はメジャーリーグと契約交渉を行うことが許可されましたが、2024年契約期間(今年の12月15日まで)内では契約に至らず、2025年の契約期間(来年1月15日以降)に契約することが見込まれています。ドジャースは、24年のボーナスプール枠の592万5000ドルのうち、250万ドル以上の資金を残していたにもかかわらず、最終的に190万ドルを未使用で終えました。複数の中南米選手とは契約を結びつつ、2025年のボーナスプール枠が765万7200ドルであった他球団に対し、ドジャースの資金は7億7200万円と限られています。佐々木獲得に向け、資金がどのように扱われるかが注目されます。

ドジャース球団旗(2024年2月撮影)

ロッテからポスティングされた佐々木朗希投手(23)の獲得を目指すドジャースは、今月15日に期限を迎えた海外FA選手との契約期間でボーナス枠の多くを未使用のまま終えたと、AP通信が20日(日本時間21日)、伝えた。

佐々木は10日にポスティングの申請が受理され、メジャー球団との交渉が解禁。15日までの24年契約期間で契約する可能性も残されていたが、契約交渉継続のまま年内の契約期間が終了し、来年1月15日から始まる25年契約期間以降に契約することが確実となった。

ドジャースは11月の時点で佐々木獲得の資金を全球団中最も多く残しており、24年ボーナスプール枠は592万5000ドル(約8億8900万円)のうちまだ250万ドル(約3億円)以上残っていた。佐々木の契約が来年の枠になることが濃厚となった後に複数の中南米選手と契約を結び、最終的にはボーナス枠の約1/3に当たる190万ドル(約2億8500万円)を未使用のまま終えた。

ドジャースの25年ボーナスプール枠は、全球団の中で最も少ない約514万6200ドル(約7億7200万円)となる。

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