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【ヤクルト】長岡秀樹「進化できるなら何でもやります」最多安打獲得し、倍増以上サインも悔しさ


ヤクルトスワローズの内野手、長岡秀樹選手(23)が、新しい1年契約で年俸9200万円を獲得しました。今シーズンは、初の全143試合に出場し、最多安打のタイトルを獲得するなど、活躍を見せました。長岡は「進化した自分で挑めるように」と来季に向けた意気込みを語り、今季成功したスタイルに固執せず、さらなる成長を目指す意志を示しました。また、環境改善としてユニホームの数を増やすよう球団にリクエスト。2026年に控えるWBCへの出場も視野に入れ、さらなる活躍を誓いました。

契約更改後、来季の目標を色紙に「勝」と記したヤクルト長岡(撮影・宮地輝)

秀樹進化-。ヤクルト長岡秀樹内野手(23)が契約更改交渉に臨み、倍増以上の年俸9200万円でサイン。「最大の評価をしていただいた」。5年目の今季は初の全143試合にスタメン出場で、163安打を放ち、自身初タイトルとなる最多安打を獲得。打率2割8分8厘、58打点もキャリアハイ。25年に向けて「今年のスタイルが来年通用するとは限らないですし、今年のスタイルを貫くつもりもない。進化した自分で挑めるように」と言った。

今季は150安打を目標値に設定した。「(途中で)方向転換して170にしたんですけど、できなかったので」と悔しさをにじませ「もっともっとっす!」と打ちまくる。「進化できるなら何でもやりますという感じ」と、うなずいた。

環境面もより良いものに変える。球団へのリクエストは「ユニホームの数を増やしてくださいと言いました。単純に着替える、1試合に使える枚数が決まっているので、それをもうちょいほしいなと。もう少し夏場はあった」。現状は1試合に2枚用意されているが、屋外球場ではすぐにビシャビシャ。球団は増やす方向で調整中。26年にはWBCも控える中、「自分が結果を出して呼ばれることがあれば光栄だなと思います」。次のステージへ成長を止めない。【栗田尚樹】

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