マリナーズ公式Xが20日(日本時間21日)に更新され、イチロー氏(51=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)と、ある女性ファンとの感動的な始球式の動画をアップした。
8月26日のガーディアンズ戦(Tモバイルパーク)、イチローファンのアイリス・スキナーさんが始球式を行った。スキナーさんはイチロー氏がマリナーズで現役だった10年7月8日(同9日)のヤンキース戦で、右翼観客席へ打球を追ったイチロー氏と接触。同氏から心配するそぶりを受けたスキナーさんは、頭を抱えて大興奮する様子が話題となった。
同アカウントは日本語で「見た人たち全員を笑顔にする、イチローがファンにサプライズを届ける瞬間」と映像を投稿。「イチローガール」として有名になったスキナーさんが背番号「51」のユニホームでマウンドへ向かうと、一塁側ベンチからイチロー氏が捕手役として登場。投球はワンバウンドでイチロー氏のグラブへ。同氏が駆け寄り「何も知らなかったの?」と駆け寄り、スキナーさんは「誰も言ってなかったわ!」と言葉を交わし、記念撮影を行った。
スキナーさんは動画内で「今夜、始球式を投げます。とてもワクワクしているけど、ものすごく緊張しているわ。始球式を投げることはとても大きな出来事で誇りに思うし、今日球場に来た友人や家族とこの時間を共にできることが楽しみ。イチロー氏とのあの動画で、みんなが私を少し認知してくれたけど、それ以上は何もないわよ」と話しており、イチロー氏の捕手役は完全なサプライズだった。