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【ソフトバンク】王貞治球団会長、渡辺恒雄氏悼む「ジャイアンツに強い情熱を持っておられた方」


元巨人軍オーナーの渡辺恒雄氏が肺炎で98歳で亡くなったことを受け、ソフトバンクの王貞治球団会長が追悼コメントを発表しました。渡辺氏は読売新聞グループ本社の代表取締役主筆を務め、ジャイアンツへの情熱と正力松太郎氏の理念を受け継いでいたことで知られています。王氏は渡辺氏について、「誰よりもジャイアンツに強い情熱を持っていた方」とし、監督時代から様々な野球の話をしたことを振り返り、彼の死を悼みました。

日米野球ウェルカムパーティー 会場に姿を現した前巨人軍オーナーの渡辺恒雄氏(右)と話し合う王貞治ダイエー監督(当時)(2004年11月4日撮影)

読売新聞グループ本社の代表取締役主筆だった渡辺恒雄氏が19日午前2時、肺炎のため東京都内の病院で死去した。98歳だった。訃報を受け、ソフトバンク王貞治球団会長(84)が球団を通じて追悼のコメントを寄せた。

「他に類を見ないほど熱烈なジャイアンツファンでした。やっぱり正力(松太郎)さんの『巨人軍は常に強くあれ』という思いを受け継いでいましたね。渡辺さんとは現役時代から私が監督になるときも辞める時もお会いしてジャイアンツの話をしました。ホークスの監督になった後も野球界やジャイアンツに対する話をきかせて欲しいと求められましたし、私としてもいろいろとお話をさせていただきました。とにかく誰よりもジャイアンツに強い情熱を持っておられた方でした。心よりご冥福をお祈りいたします」

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