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米倉涼子、台本以外に医療の勉強は「いたしません」名ぜりふで即答 大阪の客席が笑いに包まれる


米倉涼子が主演する映画「劇場版ドクターX」の舞台挨拶が大阪で行われ、観客から大歓声を受けた。「ドクターX」シリーズのファイナル作となるこの作品は、主人公・大門未知子の誕生と成り立ちを描く。米倉は関西弁でイベントを盛り上げ、粉モンが準備された控室のエピソードなどユーモラスなやりとりが展開された。看護学生からの質問には、米倉が劇中セリフ「いたしません」を引用して答えるなど、笑いに溢れた場面もあった。

大阪市内で行われた映画「劇場版ドクターX」のイベント「ありがとう大門未知子! 全国舞台あいさつキャンペーンin大阪」に登壇した米倉涼子(撮影・松浦隆司)

女優米倉涼子(49)が19日、大阪市内で行われた主演映画「劇場版ドクターX」(田村直己監督)のイベント「ありがとう大門未知子! 全国舞台あいさつキャンペーンin大阪」に岸部一徳(77)、勝村政信(61)とともに出席した。

12年から続く「ドクターX」シリーズのファイナルとなる同作が公開され、主人公の外科医・大門未知子役を演じてきた米倉は「きょうは、ほんまに来てくれてありがとう。短い時間やけど、楽しもな。大阪のみんな。めっちゃ好きやで~」と関西弁であいさつすると、客席から大歓声が上がった。

最終作では、失敗しない「ドクターX」がどうやって生まれたのか。どんな苦難でも、リスク背負う覚悟はどこからくるのか。未知子が師匠と慕う神原晶(岸部)との出会い、壮絶な半生が描かれる。

控室にはたこ焼きなど粉モンが用意されていたといい、勝村が「全部、食べました」と話すと、米倉は「イカ焼きしか食べていない」と口をとがらせ、「ずるい。ずるくない? 晶さん」と抑揚をつけたせりふ回しに、岸部は「いただきました~」とスキップしそうな勢いで“定番せりふ”を返すと、客席から拍手が起こった。

客席からの質問コーナーもあり、2月に国家試験を控えているという看護学生から「いま医療の勉強を頑張っています。みなさんも台本以外に医療の勉強をされますか」に、米倉は「いたしません」と即答。院長回診、「いたしません」、論文の下調べ、「いたしません」の未知子の名ぜりふに会場は笑いに包まれた。

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