ヤクルトは18日、今季限りで現役を引退した青木宣親氏(42)が、25年1月1日付でGM特別補佐に就任することを発表した。
都内の球団事務所で取材に応じた小川淳司GM(67)は、青木氏の役職について「自分がやってるのと全て一緒です。現場のチームの編成、アマチュア、他球団の戦力分析、ファームの育成も含めて幅広くやってもらうということになります」と説明した。
続けて「ゆくゆくはGMという立場で近い将来チームを強くしていく、チームを良くしていくっていうところに青木の実績と経験を踏まえて、チーム力を上げていくっていうところが全てだと思います」と話した。
青木氏も「もともと興味があったというのも一番ですし、違った角度から野球を見ることもすごく大切なんじゃないかなと思いました」とGM特別補佐就任の経緯を語り「当然負ける時もあるとは思うんですけど、毎年優勝争いするようなチームができたらそれはベストだと思うんですけど、とにかく魅力のあるようなチームになってほしいなっていうのはあります」と意気込みを示した。
青木は12~17年の6年間でブルワーズ、ロイヤルズなどメジャー7球団でプレー。9月13日の引退発表会見では「野球絡み(の仕事)は全部興味あるので」と今後について話していた。メジャーでの経験も存分に生かし、来季もスワローズのために戦う。