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MLB公式データの「スタットキャスト」が走塁の新指標を追加 大谷翔平が上位に名を連ねる


MLBは「スタットキャスト」という新しい走塁指標を導入し、大谷翔平選手がその中でトップランカーに名を連ねています。新指標「NBG(Net Bases Gained)」と「Baserunning Run Value」は、選手の盗塁成功や失敗を加味し、得点につながる走塁の効果を数値化します。NBGにおいては、レッズのエリー・デラクルスが1位、大谷が2位となり、大谷は盗塁の成功率が高く、失敗が少ないため「Baserunning Run Value」で1位を獲得しています。これらの新指標により、大谷の走塁技術が改めて評価されています。

ドジャース大谷翔平(24年6月撮影)

MLBの公式データ「スタットキャスト」が走塁の新指標を追加し、ドジャース大谷翔平投手(30)がメジャー全体で上位に名を連ねた。

MLB公式サイトが17日(日本時間18日)に掲載した特集によると、走塁の新指標が複数追加。その1つは「NBG(Net Bases Gained)」と呼ばれるもので、盗塁やボールによる進塁を加算、盗塁失敗やけん制死で減点し、盗塁機会での成功率を元に算出したもの。もう1つは「Baserunning Run Value」で、各選手の走塁がいかに効果的に得点につながっているかを数字で示すもの。

今季両リーグで最多盗塁はレッズのエリー・デラクルス内野手(22)で67、2位は大谷で59、3位はブルワーズのブライス・チュラング内野手(25)で50だった。だがこれらの新指標でデータ化すると、NBGではデラクルスが1位、大谷が2位だが、最も効果的に得点につなげている走塁に関しては大谷が1位、デラクルスやチュラングが2位タイとなっている。大谷は盗塁失敗がわずか4にとどめるなど成功率が高いことが、このデータにつながっている。

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