元DeNA、巨人投手で米メジャー・ブルージェイズでもプレーした山口俊氏(37)が14日、フジテレビ系「ジャンクSPORTS」に出演。先発転向のきっかけについて話した。
横浜(現DeNA)時代、プロ4年目の09年途中から抑えに定着した山口氏は「結構、早い段階から抑えさせてもらってて、最初抑えの最年少記録持ってたんですよ。そこでちょっと調子乗って、野球簡単だなと思って」と有頂天になっていた時期があったことを告白した。
転機は14年だった。「なんでプロ野球選手になって野球したかったのかと思った時に、先発をやりたいと。で、2軍に落ちた時に、当時、木塚さんっていうコーチがいて『先発をやらせてください』と言いにいった時に『お前自分で分かってると思うけど、私生活直さないとダメだよ』って言われて」と打ち明けた。
続けて「その時から毎朝5時に球場に行って走って、まずアピールから始めて。それで、たまたま6月のロッテ戦で先発が空いてたので、行ってみろと。そこで7年ぶりに先発で勝って、その月3勝して月間MVPとって」と、木塚コーチとのやりとりが野球人生のターニングポイントになったことを明かした。