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【阪神】阪神電鉄取締役会長の秦雅夫氏1月に新オーナー就任「必要な補強はバックアップ」


阪神電鉄は、25年1月1日付で秦雅夫氏が新オーナーに就任することを発表しました。秦氏は京大法学部卒業後、1981年に阪神電鉄に入社し、様々な役職を歴任してきました。彼は阪神電鉄の代表取締役社長としてチームに貢献し、18年ぶりのリーグ優勝と38年ぶりの日本一を支えました。新オーナーとして、秦氏は「育成重視の編成方針」を維持する一方で、藤川球児新監督のもと、リーグ王座奪還を目指して戦力の補強も進める考えを示しました。次シーズンへの期待を高める中、プレッシャーもあると正直に語りつつ、チームの未来に対する積極的な姿勢を明らかにしました。

オーナー交代記者会見を終え笑顔でガッツポーズする阪神秦次期オーナー(撮影・前田充)

阪神は13日、25年1月1日付で阪神電鉄の代表取締役取締役会長を務める秦雅夫氏(67)が、オーナーに就任すると発表した。杉山健博オーナー(66)は退任する。

12代目となる秦新オーナーは、京大法学部卒業後、81年に阪神電鉄入社。阪急阪神ホールディングスの代表取締役副社長も務めていた。17年に阪神電鉄の代表取締役社長に就任した当時を思い返し「正直申し上げますとある意味、8年ほど前に電鉄の社長就任を引き受けたその時よりも、ある意味でですけどもプレッシャーを感じているように思います」と率直な感想を話した。

昨年18年ぶりのリーグ優勝、38年ぶりの日本一を達成。「中長期的には8年前に据えた、生え抜きの日本人選手が中心となり、骨太のチーム作りという編成方針は不変」と育成重視の編成方針を引き継ぐ。一方で、藤川球児新監督(44)のもとで、リーグ王座奪還のためのバックアップは惜しまない。「次のシーズンを見据えた短期的な視点での戦力の補強も、当然必要になってきます。必要だと判断した補強については当然バックアップしていきます」ときっぱり話した。

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