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【阪神】大竹耕太郎“陶芸トレ”でオフも集中力研ぎ澄ます 一緒に過ごす“相棒”も明かす


阪神タイガースの大竹耕太郎投手がオフシーズンに陶芸を通じて集中力を磨く方法を見つけた。大竹投手はこれまで合気道や華道など多様な活動に取り組んできたが、このオフは陶芸に注力することを決意。陶芸はメンタルに良い影響を与えるとし、「集中力を保つための時間が好きで、瞑想も継続している」と述べた。さらに、愛猫「カステラ」との暮らしが心の癒しとなっており、次のシーズンに向けて心身共に充実したオフを過ごしている。大竹投手は3年連続の活躍を目指し、2024年に向けて自らを高め続ける。

阪神大竹耕太郎(2024年11月25日撮影)

阪神大竹耕太郎投手(29)が“陶芸トレ”で、オフも集中力を研ぎ澄ます。合気道に華道、茶道、お香…。これまでさまざまな取り組みにチャレンジし、野球につなげてきた左腕。このオフは? の問いに、しばし考えて出てきたのが「陶芸」だった。

「何かあるかな…。年末年始に陶芸するぐらい」。実は昨年の1月にも、陶芸に挑戦。「ギョーザ用の皿を作って。ギョーザのたれが真ん中にたまるように、真ん中深くして」とこだわった。無心でろくろを回す時間は、メンタル面にも好影響を及ぼす。「集中力を使う。集中力を保つものは、結構好きなので結構やります。瞑想(めいそう)とかも続けてますね、今も。この間もやりました」。阪神に移籍後は2年連続で2ケタ勝利。来季もフル回転するためにも、リフレッシュしながら、自らを高める時間にする。

一緒に過ごす“相棒”もできた。シーズン後半から飼い始めた愛猫、スコティッシュフォールドの「カステラ」だ。白いふわふわの毛にまだら模様で「オレンジ、黒で、カステラ。下にザラメ付いてるので、ザラメ白じゃないですか」と命名した。さらに長崎での自主トレで着用していた、Tシャツに描かれたカステラと猫の色合いがそっくり。「ペットショップ入って見たら、え…運命的な…」と出会いを果たした。「癒やされますよ。めっちゃツンデレなので。寄ってったら逃げていったり。それがいい。思うようにいかないなみたいな」。かわいい家族が心を癒やす存在となっている。

9日に現役ドラフトが行われ、巨人から畠の加入が決まった。自身も2年前にソフトバンクから入団。「偉そうに、年上の人に…」とアドバイスする立場ではないと前置きしつつ「とりあえず慣れることですかね。ルールとか、これが当たり前という基準から全然違う」と経験談を話した。自身も3年連続の活躍を目指し、充実のオフを過ごす。【磯綾乃】

阪神大竹の異種トレーニング

◆合気道 腕力を使わず相手を投げたり、体のバランスが求められる競技。出稽古で練習を行うなど、体の使い方を練習した。

◆サーフィン 昨オフのハワイ優勝旅行中で約5年ぶりに挑戦。「視界の捉え方」に野球と通じる部分があると実感した。

◆お香たき リラックス効果に加えて「五感の中の普段は意識して使わない、鼻とかを使う」練習にも。

◆華道、茶道 「『集中する系』をやってみたい」と習い事として取り組む。生けた花などは自身のSNSに投稿することも。

◆平均台投球 マウンドに設置した平均台の上で投球。本人いわく「できるだけ狭い所を通る感覚」の意識付け。春季キャンプなどで練習。

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