中日草加勝投手(23)が来年の漢字一文字に「挑」を選んだ。12日、愛知・稲沢市内の商業施設で稲沢警察署から委嘱された一日警察署長としてイベントに出席。ルーキーイヤーの今年は苦しいリハビリに費やしただけに「今年1年、何もできていない。来年は挑戦。挑むです」と来季に向けての漢字一文字を「挑」に設定した。
ドラフト1位で入団した今季は新人合同自主トレで右肘違和感を訴え、2月1日に右肘内側側副靱帯(じんたい)再建術(通称トミー・ジョン手術)に踏み切った。
リハビリは順調で来年2月のキャンプでの本格投球再開に向けて着実に階段を上がっている。現状は「ほとんど痛みも違和感もない。今のところ問題はありません」と説明。来年5月の実戦を視野にピッチを上げていく。
チームにはドラフト1位の関大・金丸夢斗投手(21)ら新たなライバルも加入する。「いい投手も入ってきます。(本格)復帰したらすぐに1軍に呼んでもらえるよう頑張りたい」。リハビリを乗り越え、早期先発投手枠の確保に挑む。