川崎フロンターレは12日、来季の監督に元アビスパ福岡の長谷部茂利監督(53)が就任することを発表した。
中大卒業後、ヴェルディ川崎(東京ヴェルディ)でプロキャリアをスタートさせ、97年には川崎フロンターレでも期限付き移籍で1年間プレー経験がある。クラブを通じて「クラブ創設初年度に在籍したフロンターレに、このような形で戻ってこられることをうれしく思っています」とコメント。「これまで在籍された監督、スタッフ、選手が築き上げてこられたフロンターレらしさを大事にしながら、さらにそのサッカーを進化させ、川崎市民の皆さま、ファン・サポーターの皆さま、パートナーの皆さまと一緒にタイトル奪還を目指して戦ってまいります。応援よろしくお願いします」と伝えた。
06年に神戸のスカウト兼U-21アシスタントコーチとして指導者となり、神戸のアカデミーやトップチームなどを経て、16年にJ2千葉の監督代行、18年からJ2水戸ホーリーホック、20年から福岡の監督を務めた。福岡では23年にルヴァン杯を制し、クラブに初タイトルをもたらした。