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札幌ドーム、条例改正で利用料金約10%値上げ 市議会で可決 来季J2札幌の本拠地


札幌市は、札幌ドーム条例の一部改正を可決し、2024年4月1日から施行される料金の値上げを決定しました。主な改定内容は、大規模な催し物の利用限度額が10.3%増の1日850万円とされ、入場者数に応じた追加料金も引き上げられます。この改定は、ドームの経常経費を考慮した適正な料金設定を目的としています。また、札幌市はドーム以外の施設も同様に値上げする方針です。J1北海道コンサドーレ札幌は、札幌ドームを本拠地としており、施設改修作業中の厚別公園競技場に代わって来季も主要試合を行う予定です。

札幌ドーム(2021年7月21日撮影)

札幌市は11日、札幌市議会で札幌ドーム条例の一部を改正する条例案を可決した。

現在クローズドアリーナでのスポーツやコンサートなどの「大規模な観戦・鑑賞型の催物」の利用料金の限度額はこれまで1日770万円(税込み847万円)だったが、850万円(税込み935万円)と10・3%値上げされることになった。入場者が2万人を超える場合の1人につき385円の加算は、425円となる。その他の場合の利用料金も合わせて約10%値上げされる。施行は来年4月1日から。

今回の改正の理由として「札幌ドームの利用料金を現状の経常経費を踏まえた適正な額に改定するため」としている。市はドーム以外の施設の利用料金も値上げすることに決めた。

J1北海道コンサドーレ札幌は大和ハウスプレミストドーム(札幌ドーム)を本拠地とする。今季はホームでの公式戦全22試合を開催した。もう一つの本拠地である札幌市厚別公園競技場は改修工事中。来季も主にプレドを使用することになる。

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