勝負の1年契約! 阪神近本光司外野手(30)が10日、5000万円増の年俸3億7000万円で契約を更改した。順調なら来季、国内フリーエージェント(FA)権を取得する。
球団からは、今オフに5年総額17億円プラス出来高払いでFA宣言残留した大山悠輔内野手(29)を超える規模の大型契約を提示されたとみられるが、単年の道を選んだ。大山に続いて“FA狂騒曲”となる可能性も十分。大注目の7年目を迎える。
近本との一問一答は以下のとおり。(金額は推定)
◇ ◇ ◇
-契約交渉を終えて
「球団の人と話し合う時間が結構あったので、それはすごくいい時間でした」
-金額は想定の範囲内
「金額はそこまで気にすることじゃないかなと」
-今季を振り返って
「ケガなく終われたことがすごくよかったです」
-初の4番も経験
「4番ってこういうことなのかと。重圧とかは立ってみないと分からないものなんだなと感じました」
-その4番大山が残留
「ストレスもあったと思う。本人が自分で決めたのはすごい大きいこと」
-来季からは藤川監督
「選手同士で2年やっているので、球児さんとよく話もしました。でも選手と監督という立場なので、発言も変わってくると思う」
-巨人の畠を現役ドラフトで指名
「大学(関西学生リーグ)で一緒に(対戦)していました(畠が近大、近本が関学大)。敵から味方になって、一緒に野球ができるんだなと思います」
-今年4月には離島支援の法人立ち上げもあった
「子どもやファンと触れ合うことで逆に力をもらっている。モチベーションが全然変わるとすごい感じていました」