ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が9日(日本時間10日)、左肩を手術した大谷翔平投手(30)の来季の見通しについて問われ、来年3月の日本開幕戦では登板する可能性が低いことを改めて言及した。
米テキサス州ダラスで開催されているウインターミーティングの会場で会見。大谷の来季について「日本で投げる可能性は限りなくゼロに近い。しかし打者として打線に名を連ねると見込んでいる」と話した。
大谷の投手復帰がいつになるかが注目されるが、同監督は「左肩は、投げることに関してはそれほど影響があるとは思わない。肘の状態がどうかという点が大きい。メジャーのマウンドに戻る前に、マイナーでのリハビリ登板はないと思うが、そのときの状況による。近づいたら、また検討することになる」と話した。
日本開幕戦は3月18、19日に東京ドームで、ドジャース-カブスで開催。チケット先行販売では申し込みが殺到するなど、ファンの注目が集まっている。ロバーツ監督は「ショウヘイが投げないとファンはがっかりするだろうが、我々はショウヘイにとってベストのことをする」と話した。