西武は9日、現役ドラフトでロッテから平沢大河内野手(26)を獲得した。
平沢は仙台育英(宮城)では高3時の15年に春夏と甲子園に出場し、3番遊撃でプレー。夏は決勝まで進むも、東海大相模(神奈川)に敗れ東北勢初優勝を逃した。15年ドラフト1位でロッテ入団すると、16年5月11日ソフトバンク戦で公式戦初出場。18年には外野も守り、自己最多112試合に出場を果たした。
ところが20、21年は1軍出場なく、プロ9年目の今季も1軍出場はなかった。ファームでは96試合に出場し、46安打19打点、打率は2割1分6厘と振るわず「振り返りたくもないシーズンでした」と悔しさをにじませた。「先だけ見て頑張ります。下向いていてもしょうがない、やれることだけです」と切り替えて臨む10年目の来季は、新天地の埼玉・所沢で巻き返しを図る。